糖尿病チーム
糖尿病チーム
透析患者さんの原疾患は糖尿病性腎症の割合が最も多く、透析治療だけでなく、糖尿病治療も行っていく必要があります。(図①)
長期間高血糖状態が続いていると血管がもろくなり、それが原因で様々な合併症が発症します。合併症の発症進行を遅らせることがとても大切です。合併症にならないためには、血糖値を良い状態に保つ必要があります。(図②) 【糖尿病情報センター抜粋】
そこで、当院では患者さんが透析・糖尿病とともに歩み、より良い療養生活をサポートできることを目的とし、2023年より糖尿病チームを発足しました。
図①
図②
チームの目的
「血液透析患者の糖尿病治療ガイド」に則り、血糖管理を行い、様々な合併症を予防できるように患者さんをサポートする。
チームメンバー
透析専門医・糖尿病専門医・看護師(CDEJ)・管理栄養士・薬剤師(CDEJ)・臨床工学技士(CDEL)・事務員
*CDEJ:日本糖尿病療養指導士、CDEL:埼玉県糖尿病療養指導士
主な活動
- 糖尿病専門医の診察(週1回)
- 患者さん一人一人の生活に合わせた療養指導
- 多職種によるカンファレンス(月1回)
- 自己血糖測定器の点検や物品・データの管理
- 糖尿病学会・研修等への参加
- 院内スタッフへ糖尿病についての勉強会を開催
学会発表等実績
- 2023/12「当院での糖尿病管理と臨床工学技士の関わりについて」埼玉透析医学会
カンファレンスの様子
指導パンフレット各種