社会医療法人財団 石心会 さやま腎クリニック

フットケア管理

フットケア管理について

透析の患者さんは動脈硬化の進行が早く、末梢血管障害のため、歩行に悪影響をおこしやすいといわれています。当院では、医師や看護師、臨床工学技士等の多職種が参加するフットケアチームを作り、活動を行っています。
加えて、臨床工学技士による皮膚還流圧(SPP)を全患者さんを対象として定期的に測定しています。また、状態が進行した症例に対して特殊血液浄化法(LDL吸着療法)も施行しています。測定結果の把握や異常時の対応も迅速に行っています。

フットケアチームでは、患者さんがいつまでも自分の足で歩くための下記の支援をしています。

  1. 全患者さん対象
    転入時にパンフレットを用いて、セルフケアについての指導を行っています。
    チェックシートを用いて月1回の観察とセルフケア指導、ケアを行っています。
  2. 足病変のリスクの高い患者さん対象
    フットケア指導士による肥厚爪や巻き爪のケア、タコ削りなどを行っています。
  3. チーム医療による介入
    医師、臨床工学技士、看護師等の多職種で構成したチームで足病変の早期発見、適切な治療へつなげる取り組みを行っています。

フットケアについて相談をご希望の方は、院内スタッフへお声かけください。

フットケア
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